女子高の教師とその周囲を取り巻くシュールな日常を描いた「女の園の星」。3巻の特装版で待望のアニメ化が決定し、人気の勢いは留まることを知りません!今回は「女の園の星」の登場人物について紹介していきます。
あらすじ
成森女子高等学校に勤める地味な星先生とその周囲を取り巻く生徒や先生達によるシュールな日常を描いたコメディ漫画。なんてことのない日常のはずなのに、そのくだらなさになぜか笑えてしょうがない!
「女の園の星」は2020年より祥伝社の「FEEL YOUNG」で連載中。和山やま先生にとって初めての商業誌初連載作品です。
登場人物
星先生
2年4組の担任で担当科目は現国。年齢は33歳。眼鏡をかけており、無表情でどんよりとした雰囲気を醸し出している。思慮深く冷静な判断をすることも多いが、学級日誌に自分の似顔絵を書かれても気づかないという天然で鈍感な部分もある。
いつも同じスタンドカラーの長袖シャツを着ており、夏でも着用している。そのせいか、一時期、生徒から「無印良品」というあだ名で呼ばれていた。
大学時代には漫画を読むのが好きだったので漫画研究会に所属していたが、絵は下手。
小学校で教師をしていた期間が長かったため、高校の授業でのちょうどいい声の張り方が分からずにいる。酔うと普段の静かな一面からは想像できないほど笑い上戸になり、箸が転んでも笑うほど。
小林先生
2年3組の担任で担当科目は数学。年齢は31歳。職員室では星先生の隣に座っている。たれ目で右目の泣きぼくろがトレードマーク。星先生とは正反対の性格で、ノリの良い明るく人当たりのよさそうな好青年だが、他人と暮らすのは無理なので結婚願望が無いという一面もある。いつもポロシャツを着ているため、生徒からは「ポロシャツアンバサダー」というあだ名で呼ばれている。誕生日は6月30日。
中村先生
3年2組の副担任で担当科目は倫理。眼鏡をかけており陰気臭いため、雰囲気が星先生に似ている。女子生徒達からは、いつも二日酔いでお酒の匂いがしており、声もボソボソで聞き取りづらくダメダメだとの評価を受けており、極めつけに「たまに教室に入ってくるおじさん」と言われたい放題。生徒からは「組員」というあだ名で呼ばれている。
個性豊かな女子高生たち
「女の園の星」では以上の3人の先生の他にも個性的で面白いキャラクターがたくさん登場しており、作品をより楽しむためには欠かせない存在となっています!今回は一部を紹介します。
松岡さん
2年3組に在籍する生徒。漫画家を目指しており、現国の授業中に漫画を描いていたところを星先生にバレてしまう。漫画の執筆に行き詰っており、漫画研究会に所属していた星先生に松岡自身が描いた漫画「エターナル カオル」について意見をもらうことになるのだが…。1巻の4時間目に登場。
鳥井さん
2年4組に在籍する生徒。秘かに星先生の観察日記をつけており、現国のノートと間違えて観察日記を星先生本人に提出してしまうというミスをする。観察日記は暇つぶしで始めたものだが、本人にバレた後にますます先生から目が離せなくなり、更に観察をするようになったのだが…。1巻の5時間目に登場。
古森さん
2年4組に在籍する生徒。ひょんなことから見せてもらった従兄弟の卒業アルバムの中に星先生がいることに気づく。その写真に写った星先生の肩にクワガタが乗っていた事に疑問を感じ、本人に尋ねたところ、卒業写真で肩にクワガタを乗せるまでの経緯を教えてくれたのだが…。2巻の6時間目に登場。
タイトルの意味は?
ここで「女の園の星」というタイトルに立ち戻ってみましょう。女子高は女子生徒しかいないことから「女の園」に例えられることが多いですよね。その「女の園」で教鞭を取っている星先生のお話なので「女の園の星」というタイトルになっています。
「女の園の星」というタイトルから、女子が主人公の漫画なのかと勘違いする人も多いのですが、予想と違ったけれど読んでみたら「声を出して笑ってしまった!」という声が続出しています。